Kanとその仲間たちのLoftのブログ

平成27年5月にオープンした青森市の就労継続支援A型事業所です。作業内容や長くなる事を書いています。

さまざま行って参りました。

以前、時の市さんのイベントにふらっと遊びに行った時に、

だるまのペイントなるものをしており

子どもと一緒にやりました。途中で「やって」と言われたので

君が塗った配色からどうしろと…とは思ったものの

たくさん絵の具が用意されておりましたので

鳩笛的配色で贅沢に色付けしました。

だるまの固定観念、完全無視しました。

(いつか君も、一つの作品を完成させれるようになってね(´-` ))

 

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年末にかけて追い込みが始まってきましたね。

在職3年目になると、少し慣れてきて色々仕事も早く終わりますが

事務所内大掃除であったり、書類整頓はまだまだまだまだまだまだたくさんありますので

すっきりした気持ちで新年を迎えれますように…。

 

少し早いですが、今年も各関係機関各所の皆様には大変お世話になりました。

未熟な私に日々ご指導ご鞭撻をご教授いただける事が、本当にありがたく思っております。

また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

講習記録を書いてませんでした。
在職3年目になると、受講済みの講習が多くなりました。

 

ポリテクセンターさんにて、精神障害のアセスメントについて学んできました。

 

重点的になったのが、ムスファスと呼ばれるアシストの活用です。
ムスファスなるものの目的は、

自分の生育歴、病歴、治療状況、生活リズムなどの整理から始まり
自分の得意な事、苦手な事、趣味、ストレスを感じる時、ストレスの発散方法など
パーソナルに係る情報を整理し、客観的に見る事でその人の課題に対する達成方法の支援等を考慮できたりします。

 

また、その時記載した内容からしばらく期間を経て、支援者とご本人が評価しあい、改めて課題の検討に入るともっと踏み入った支援が可能です。

 

お互いの信頼関係も少し大切になってきますね。

 

今回持ち帰った後、利用者さんに記載させる前に、
自分で記載してみました。利用者さんから質問があった時、要領を得やすくしたかったので。


そして記載しながら、生活リズム…アレルギーの有無…
正直に書いてるうちに

“健康に見えない”な…と痛感し…

さっそく、書き進めるのが嫌になってきました。

 

このムスファスを記載していなかったら
私が日々5時間程度しか睡眠を取っていなかった事に
気づく事はなかったかもしれません。
どうりで眠かった訳です。
効果が見えてきましたね。

 

とまぁ、私もリラックス方法を改めて見返して、へぇーと思ったりして
意外に無自覚なものです。
無自覚に、なんとなくしていた事が、私にとっては元気の元で、

他人にとっては同じ事をしても
別にワクワクしなかったりするもんだなと思ったりしました。

ムスファスは、こうしてプライベートな内面に踏み込みますので
予め使用目的をしっかりと取り決めし、
不必要に外部に持ち出さないよ。と取り交わすのが望ましい利用方法なのですが、
実際記載してみると、確かに、言われてるのと言われてないとじゃ違うな、と思いました。

一先ず、“意外に不健康だった生活リズムを記載したムスファスを提出しろ、と言われた”気持ちになってみたりすると、結構、気まずい感情がありましたので。

 

評価に直結しない事を前置きに追加しようと思います。

 

 

また、県立美術館さんにお邪魔して、青森アール・ブリュットサポートセンターさん主催の講習を受けに行ってきました。
制作等に関わる為に、法律的な観点で取り決めする方法等をアドバイス頂きました。非常に参考になりました。ありがとうございました。

 

ついでに、障がい者の方が作成した芸術作品も展示されておりましたので、お邪魔してきました。
当事業所を利用中の方も出展されていまして、パンフレットにも作品例に記載されていました。実際の作品はすごく大きくて、綿密な筆使いに感嘆してしまいました。

 

個人的に、この作品作った方の症例って…と気にはなりましたが、このあたり開示は様々な面で複雑かもしれません。
差別的なイメージの払拭の一手にはなりそうであるとか、メリットもあるでしょうが…

○○っていう障害はこういう芸術作品を作れるんだ、という見方もまた少々違いますからね

 

しかしすごく見応えのある展示でした。ここまで細かく表現するのに、擦り切らしたのではないでしょうか。
そして、この着眼点の深さ、日常でも見えてくるものが多そうで大変そうです。と思ったのもありました。

ただ、本当に素晴らしい作品ばかりでした。
ぜひみなさんこれからも頑張って欲しいな、と思いました。